
写真は神様に「カブトムシ」の成長を声に出して願うボクです。かわいい。笑
こんにちは。
photoworker 宮田さおり です。
ようやく怒涛の納品ラッシュが終わりそうです。
昔からこの手でお届けするのは変わっていません。
気になるところがないか、その場で確認してもらう意味ももちろんありますが、形になった写真を手に取って嬉しそうな子どもたちやママの姿を見るのが大好きだからです。
私の記念撮影プランのほとんどは必ずフォトグッズがセットになっています。
今日はそのことについて話をしようかと。
記憶のないこどもたち
今の時代、簡単に誰でも写真が撮れるようになった上、写真はほぼデータでやり取りされます。
ママが撮影する写真の枚数はなんと年間3,000枚~20,000枚にのぼるとか。
写真は「見る」ために撮ったもの。
その時の光景に心動かされ、何度でも「見たい」から撮るものですよね。
けれど実際は、スマホの中に大量の写真が眠っていて、どこに行ったか探すのも一苦労の状態。
写真は「見る」ことがないと記憶が薄れていってしまいます。
そして、データを持っていない子供たちはもっと記憶がありません。
5歳の子どもが2年前の自分の写真を見て「ママ、これ誰?」と言ったという悲しいエピソードを、写真整理アドバイザーの研修時に聞いて衝撃を受けたのを覚えています。
その時に「絶対写真は何度でも見てもらおう」と決めました。
だから私のプランにはフォトグッズがついているのです。これは私の譲れない想い。
写真も記憶も未来へ
あれから、フォトグッズをお届けすると、子どもたちがその時の写真ばかりではなく、過去の写真も見ながら「このとき〇〇〇してたんだよ!」「〇〇〇っていってた」と話をしてくれるたびに「やっててよかったなぁ」と本当に思います。
枚数は多くなくていいのです。その一枚で子供たちは本当によく覚えていて、一瞬で思い出せるきっかけになっていますから。
写真は何度も「見る」ことで記憶が定着すると言われています。
大切な家族の思い出を、写真だけでなく「記憶」とともに未来へと子どもたちに残して欲しいと願っています。
そして、そのためのちょっとしたお手伝いをこれからもさせていただけたら幸せに思います。

